不動産テックの企画立案実行しているのは、IT企業という話。

不動産テックというワードも世の中に浸透していき、各企業がITを意識してきています。

特に不動産という業界はITリテラシーが低い業界と言われ、不動産会社独自でサービスの企画・立案・実行ができないことから、そのほとんどのサービスをIT企業が先導して行っている現状があります。

ITリテラシーが低いと言われる理由はいくつかあると思われますが、代表的な要因は2つと考えています。

・その①:情報という概念
・その②:年齢層が高い

その①:年齢層が高い

業界全体の年齢層が高いというのは、大きなマイナス要因。

40~60代の管理する立場の人間が率先してテクノロジー化を推進していかなければ、不動産業界を主体とした不動産テック化の波を作り出すことはできません。

情報という概念

不動産業は物件情報を仕入れることがほぼ全てであり、業界で働いているほとんどの営業マンが情報を求め日夜働いています。
多大な時間をかけて得ようとしている情報とは、広く一般的に、、、ではなく、自分だけの情報

自分だけの情報を得るために必要なのはテクノロジーではなく、人脈や営業力といった元来ビジネスマンに必要とされると言われている能力です。

広く一般的な情報公開を趣旨とした不動産テックは、業界として受け入れがたいの実情です。

まとめ

現在の慣習を覆さない限り、情報を広く公開することを嫌う不動産業界でのテクノロジー化は困難を極めます。

既存概念に縛られない自由な発想を持ったIT業界に不動産業界そのものが飲み込まれるのも時間の問題。

まずは、FAXを使うことをやめましょう。

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